新卒の就職活動の人に比べて、求職活動の人の方がシビアなのは当然のことだと思いませんか?
それは新卒の就職活動の人の方が、はるかに求職活動の人より有利だからです。
シビアというけど、シビアという言葉は完全に心の持ちようだということに気づけば何も怖いものなんてありません。
新卒の就職活動の人と、色々なことを比べて考えるからなんです。
「新卒の人より不利なのは当たり前。」と開き直ったら幾分かは気が楽になるんではないでしょうか?
そんなネガティブな考え方をするより、新卒の人たちに勝てるものはないのか?とポジティブに考えてみてはどうでしょう。
まずは今、あなたに何が新卒の就職活動してる人間に劣っているものは何かと考えて、そこを伸ばす努力をしてみるということを心がけてみては?
それと、今あなたが持ち合わせている武器を、今よりさらに磨き上げてみるという努力も必要です。
例えば童話の「うさぎとカメ」を自分のストーリーにしてみて考えればいいんです。
うさぎとカメは、同時にスタートして競争をしますよね?
のろまのカメはゆっくりゆっくりゴールを目指してひたすら歩き続けます。
このカメを新卒の就職活動中の人とします。
カメはただひたすらゆっくり歩くということしかできないですが、歩き続ければいつかはゴールできます。
ただ休みなく歩き続ければ誰だって疲れます。
でもカメはその休み方を知らないんです。(手の抜き方を知らない)
それとは逆に、うさぎはカメより何倍も何十倍も早く走ることができます。
カメとの差もグングンと突き放すことができます。
求職活動の人は、一度会社に勤めたという武器があります。
新卒の就職活動の人間より、少しは社会の知識があります。
差も広がれば、休もうという選択肢も出てきます。
そのハンデを持ってる分、休んではいいんじゃないかという考えで休んでしまいます。
童話の「うさぎとカメ」のうさぎは、実際に休んでしまいます。
そこでカメに抜かれて負けてしまいます。
そう、休まなければいいんです。
休まずに、今持ってる武器を磨き続ける、もしくは足らない武器を身につける作業をすればいいんです。
考え方一つで、シビアという言葉も怖くなくなるはずです。